私の住んでいる町は、田畑の広がる程よい田舎町。
ありがたいことに、毎年梅雨前のこの時期に、ご近所さんから梅いる~?と声が掛かります。
そんな環境で、梅シロップを10年以上作り続けています。
わがやの梅シロップの作り方とコツをご紹介。
キビ砂糖で作る梅シロップ
氷砂糖や白砂糖で作るのが一般的だけど、私は精製されていないキビ砂糖で仕込みます。
材料
※果肉を食べるわけじゃないから傷のある梅でも大丈夫!
※青梅でも、黄色い完熟梅でもどちらでもOK
・キビ砂糖 1600㌘
・保存容器(900ml瓶×4本・焼酎を小さじ1程いれて振って消毒しておく)
・竹串
仕込み6月~7月(梅の採れる時期)
作り方
①虫食い、痛んで変色してジュクジュクしている梅があればカビ・発酵の原因となる為取り除いておく。(傷OK、痛みNG)
※青梅なら、1時間ほど水に浸して灰汁抜きしておく。
②梅をきれいに洗って、ざるに上げ、ふきんでしっかり水気をふき取る。
竹串で梅のなり口のヘタを取り除き、表面に10か所ほど穴をあける。
③キビ砂糖・梅の順に交互に重ねて容器に入れ、ふたをする。3~4日すると果汁が出始める。
キビ砂糖が底に溜まってきたら瓶ごとゆすってキビ砂糖を溶けやすくする。
2週間ほどで水分が出きって梅がしわしわに。飲み頃です。
ポイント
小さ目容器がおすすめ
保存容器は2ℓ~大きなものでも良いですが、
瓶の底に溜まった砂糖を溶かすために、毎日瓶を振る作業がなかなかの重労働です。
おすすめは、100均セリアで売っている900ml瓶の複数使い。
小さ目でアルミ蓋で気密性も高いので、液漏れを気にせず思いっきり振れるので、
砂糖の溶けも早いです。
また、出来上がった後も、梅だけ取り出してそのまま冷蔵庫へ入れられるので楽ちんです。
梅に竹串で穴を開けておく
すこし手間だけど、梅に竹串で穴を開けておくことで梅エキスの上がりが早くなり、
砂糖が早く溶けます。
結果、発酵やカビの発生を防げます!
1日に1回 瓶を振る
果汁が出来てきたら、1日に一回は瓶を振って砂糖を早めに溶かします。
砂糖が溶けるのに時間がかかるとカビ発生や発酵の原因になります。
発酵してしまった時は酢
途中、ぷくぷく泡立って発酵してしまった時は、
瓶の蓋をゆるめて空気を抜き、酢を少し加えると発酵が抑えられます。
今年も、ありがたいことにお友達からドドーンと5キロもの大量の梅を頂きました。
頂きものだから、傷のあるものも多い。
数年前までは、無傷できれいなのは梅干しを作り、傷のある残りの梅をシロップにしてました。
だけど、うちのどもたちは梅ジュースが大好きで、あっという間に飲んでしまうから、傷梅だけでは足りない。
結局、梅を買い足しては更に仕込んで、となるので、
今年は5キロ全部、梅シロップにしました!
子供たちも一緒に仕込みます!!
毎年のことだけど、なんとなーくこんなだったかなぁと記憶を探りながらゆるーく作業をすすめていく。
いっつも携帯ばっかりの中2娘も、おしゃべりしながら楽しく梅仕事。
小1息子は竹串で梅に高速穴あけ。
キビ砂糖がテーブルの上に散らばるけど、、、あとで掃除機かければ大丈夫!
気にしないようにしよう。
1時間ほどで、4ℓ瓶に3本。さらに900ml瓶に2本。
これだけ仕込めば今年は夏中梅ジュースが楽しめそう。
とっても簡単で美味しいので、みなさんも梅を手に入れる機会があれば是非作ってみてください♪
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